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🔳各作品講座回数 全3回
*作品の長尺により4回完結のものもございます
🔳¥3,000×3
🔳テキスト代1作品につき ¥1,000
*ご受講ご継続の場合次回よりテキスト代無料
*3か月開いた場合再度テキスト代¥1,000
🔳お支払方法 PayPay
【テキスト】
ご入金ご確認後データにて送信いたします
*データ送信後のご返金はいたしかねます
何卒ご了承くださいませ
【講座日程】
以下からご都合の良い日程をお選びください
毎週水・木曜日
・10:30~12:00
・13:00~14:30
・15:00~16:30
ご希望により夜間も承ります
日時はお気軽にご相談ください
【お申込み・お問合せ】
kosyo.circus.1@gmail.com
朗読講座『レトロ児童書を読もう』
【レトロ児童書とは】
さーかす書房ネーミングです
明治から昭和初期にかけて出版された児童書を指します
子供向け~?
と侮ることなかれ!
この時代の児童書は
かなりハイレベルですよ
と申しますのは
■古風な言葉・言い回し
文言が子供っぽくありません
大人向けの朗読会でも活用できます
■内容もしっかり重厚
日本の古典や歴史が題材になっているものが多い
心に染み入る物語を選書しています
古典の口語訳としても朗読できます
■ドラマチック
ことに平家物語や武将ものは
すばらしいストーリー展開でドラマチック!
朗読演目として観客を飽きさせません
■わかりやすく情景がイメージしやすい
朗読を聴くにあたって
言葉が映像になるかと言うのが
オモシロいか否かの分かれ目
レトロ児童書は聴くだけで映像化しやすい文章構成です
【絵本の読み聞かせ上達に効果大】
絵本の読み聞かせは 絵本だけを読んでいては上達が望めません
レトロ児童書は現代の絵本の題材になっていることも多いのです
絵本よりは文言の多いもので練習することをおすすめします
【最適の選書で大きな感動を】
朗読は選書が第一
選書に詳しい講師が長年の経験に基き最適な選書をご提案
より多くの拍手を目指せます
【迅速・最適・懇切丁寧なフィードバック】
迅速で的確なフィードバックで
最速の上達が望めます
ワンランク上の朗読・読み聞かせを目指しましょう!
【独自テキストで鉄壁のノウハウが身につく】
テキストはデータでお送りします
・取組作品テキスト
・作品・作者解説
・朗読ノウハウ
・発声練習テキスト各種
・選書ノウハウ
など 「共感を呼ぶ朗読」情報が満載です
さーかす書房朗読講座ならではのオリジナルテキストで
「聴きたい!」朗読をトレーニングしましょう
【取組作品ラインナップご案内】
ご受講可能作品
マンツーマンだから叶う作品チョイス!
お好みの作品をお選びください
■楠山正雄『かちかち山』
ご存知 日本五大お伽噺のひとつです
たぬきにおばあさんを殺されたおじいさん
歎いているとうさぎがやって来て…
■小川未明『ちょうと三つの石』
図らずも三度結婚することになった一人の女性
どの結婚もただ生きるために一生懸命でした
そこには真心がありました
ところがいよいよ女性もあの世へ旅立つ日を迎え…
くだされたのは
罰か?自由か?
■楠山正雄『羅生門』
頼光の右腕 四天王一の武勇を誇る渡辺綱が
京の都羅生門に夜な夜な現れる鬼:茨木童子を退治するおはなし
『酒吞童子』の続編ですよ
日本古来の伝説が下敷きになった楠山正雄の名品です
■喜納緑村「オケラの嘆き」「蠅と雀」『南の昔話』より
「オケラの嘆き」
一匹のオケラ勝手気ままな旅の空 カワセミに出会います
カワセミは自身の親不孝を嘆きます それを聞いたオケラは?
「蠅と雀」
米を食べる雀をねたんだ蠅が神様に告げ口をします
ところがおとなしそうな雀が実は一枚上で…
■下村千秋『壇ノ浦の鬼火』
『耳なし芳一』のおはなしです 小泉八雲のものがたいへんに有名ですが さーかす書房は下村千秋版が断然おススメ!
それは翻訳日本語と日本語との違いでしょうかねぇ
■楠山正雄「壇の浦」『源氏と平家』より
平家物語は日本古典文学の中でも珠玉の作品です
でも原文で読むとなると…
これは楠山正雄が素晴らしい文言で翻訳(翻案)した力作です
躍動的なセリフ・人物描写が大きな魅力となっています
源平合戦の最終戦 壇ノ浦
安徳天皇の入水場面は胸迫るものがあります
■新見南吉『小さい太郎の悲しみ』
新見南吉と言えば『ごん狐』・『手袋を買いに』
朗読演目としても人気が高いですね
演目かぶりを配慮して あまり読まれていないが(朗読として)
名作をチョイス!
のち『かぶと虫』と改題された作品です
男の子が一緒に遊ぼうと友達の家を順々に訪ねていくのですが…
■小川未明『びんの中の世界』
正坊のおじいさんは有名な船乗りでした 晩年おじいさんは
「海から迎えが来るはずじゃが」とくり返します
家族はそれを夢うつつの言葉と思っていました
おばあさんからそのことを伝え聞いた正坊は そうは思えなかったのです ある日 家に古くからある小瓶を正坊がのぞいていますと
びんの中に風景が現れるのです 馬に乗った男の人が見えました
びんから目を離すと なんと目の前に馬に乗った男が現れました
正坊が聞くと その男は「海から来た」と答えました・・・
小川未明の物語は幻想的でありながらどこか懐かしみを感じます
おじいさんの繰り言を信じた正坊が経験したことは?
古風な文章が魅力です
レトロ感を楽しみましょう
■宮沢賢治『氷河鼠の毛皮』
宮沢賢治作品は読書でも朗読でも大人気
『銀河鉄道の夜』『雨ニモマケズ』『よだかの星』などなど
ちょっとストイックな感じですね
『氷河鼠の毛皮』は活劇的な面白さが味わえる作品です
酷寒の夜空の情景の美しさはやはり宮沢賢治ならではです
■芥川龍之介『犬と笛』
木こりの若者:髪長彦が3頭の神通力をもつ犬と共に二人の姫を救う
冒険譚です 関西ではおなじみの葛城山・生駒山・笠置山が舞台に
それぞれにまつわり伝説を織り交ぜた芥川創作神話と言った物語です
🔳アンデルセン 矢崎源九郎:訳
『年とったカシワの木のさいごの夢』
日本有数の言語学者による名訳
海を見下ろす断崖に一本のカシワの大木が立っています
かつて カシワの大木の周りでは花が咲き虫や小鳥が憩い
人間の恋人たちもささやきあいました
あるクリスマス前日 大きな嵐がやって来ました
雨風が吹きすさぶ中 カシワの大木は夢をみたのです
🔳楠山正雄『しっぺい太郎』
一人の旅の僧が美作の国のある村にたどり着きました
村は餅をつく音がしてお祭りの様に賑わっていましたが
一軒の家だけが静まり返り 何やらすすり泣く声までします
茶屋の老婆に尋ねると
毎年山の神へ若い娘を人身御供に捧げることになっている
静まり返った家は人身御供に選ばれたのだ と言います
旅の僧は これは神ではない 何かの化物だと考え
山に登り確かめたところ
人ではない良からぬものが大勢集まり酒盛りをしています
身を隠し耳をそばだてていますと
その化物の大将が「しっぺい太郎はおるまいな」と手下に聞いています
旅の僧はそのしっぺい太郎こそ化物を退治する強者だと思い探すのですが…
🔳与謝野晶子「うなぎ婆さん」『おとぎばなし少年少女』より
与謝野晶子が我が子に聞かせるために作ったおはなしをまとめた童話集です
うなぎ婆さんは少し不気味で不思議な内容です
うなぎ取りの名人であるおとめ婆さんの最晩年の妄想(?)の世界
視点を変えると現代の高齢者問題を連想させる内容です